甲斐犬サンのゴボウのシッポ

甲斐犬サン(妹)と飼い主(ネェネ)、そして夫(オット)の生活。

甲斐犬サンの『甲斐犬ルーツ』其の壱〜甲斐犬ノ三毛ト四毛ッテ何❓〜φ(・_・メモメモ。

おはようございます、甲斐犬サンと姉風飼い主 ネェネが織りなす日々を綴るブログへようこそ♬

とは言うものの、久々に甲斐犬についてネェネの実体験など含んだ読み物を暫くは展開予定。さぁてどこまで続けるかお立ち会い〜❗️ ネェネの四十余年に及ぶ犬オタクの知識が火を噴くぜィッ‼️

ごっほん。では本題へ……。

ご存知の方も多いですが、甲斐犬のルーツは日本原産の山梨県昭和4年に安達太助さんが発見し昭和7年に日本犬保存会の初代会長斎藤弘吉さん、獣医師の小林承吉さんが主に中巨摩郡芦安村に群生していた虎毛、立耳の地犬を調査し、発見した地方に因んで「甲斐犬(かいけん)」と命名、保存活動を開始したことが始まりで、昭和9年に天然記念物に指定されました。

昔は赤虎黒虎中虎以外に、三毛(ミケ 白地に黒の縞)、四毛(シケ 白地に黒の縞に他の色が混じっている)などがいて、この三毛と四毛がかの著名な絶滅種『高安犬』の先祖にもなったという話があります。

保存活動により甲斐犬の標準を虎毛犬とし、赤虎(ビール瓶を太陽に透かしたような赤地に黒の虎毛)、中虎、黒虎(黒地に縞の虎毛だが赤色素を認めない)の3種となり固定化が進みました。

さて話は近代に戻り、黒虎人気の一環で多くの黒虎が排出され、なかには『虎が飛んだ』と言われる単色のコも出来たり、雪甲斐と言われる白一色の先祖帰りのコがいたりするようですが、ワンコの気質は変わらないし、大切さも変わりません。ただし、所属会によっては虎毛のないコを認めないところもあるようです。

ネェネ、個人的にはソコ納得行かないんですけどね。

あと現在は数の少なさと艶やかさから赤虎が人気のようですね。綺麗な赤地に縞を出すのが難しいらしく……ネェネも毎日、

『赤虎になぁれ〜』

と言いながらブラッシングしましたが、効果ゼロで相変わらずウチのサンは『黒虎』です……次回へ続く。 f:id:drunkard_kim:20200204123919j:plain

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