こんにちは、甥わんこの誕生に浮かれ浮かれて浮かれポンチな姉風飼い主ネェネと、意外に母性は真っ当な甲斐犬サンとコウのブログへようこそ。
さて、動乱の昨日を振り返ってみたい。
時は2022年4月22日、1時24分。
サンの出産を控え、マットレスと枕持ち込みでサン部屋で一緒に眠っていたネェネ。サンのハァハァという激しいパッティングに目醒める。
サン、1時30分に噴水のような煌びやかな嘔吐を見せる。
1時58分に同室の産箱とワンコベッド、犬小屋を行き来して落ち着かなくなる。
2時半頃、破水か?という液状のものをなめ取っているが、すぐにおさまる。
4時頃、ウトウトしていたネェネの耳元に聞いたことある爆音が……。
バリバリバリーッ!
ふと目を開けると、産箱の段ボールを食いちぎっては投げ食いちぎっては投げているサンがいた。産箱の下に敷いていたラグ(2畳くらいのものを折り畳んでいた)
も引きずり出して放り投げ、アタオカ(頭おかしいの略)丸出しの形相であった。
その12分後、サンは少し開いていたドアから脱走し、廊下、寝室、階段を降りて玄関でいきみだした。もちろん排泄物や血液で家中でんでろりんとなり、深夜の我が家は阿鼻叫喚の地獄絵図だった。
なぜか、普通のTVで観たことのある分娩シーンとは異なり、サンはウンチングスタイルでしっかと大地に踏ん張って仔犬を産んだ。産んだというより排泄した、に近い。もちろんより良い場所を探そうと、チビチビ移動しながらの『歩きながら分娩』というやつだった。とりあえずネェネは驚いた。
用意しておいたハサミと凧糸の出番はほぼなく、排泄物を拾い集めるゴミ袋と消毒液が必要だった。
最終現場となった玄関は、カーペットの買い替えが検討されている。ちょっとした殺人現場みたいだ、今も。
でもいい。だって可愛いから。
段ボールを噛み破って登場するところ、サンがウチに来て3日目に寝床にしていた段ボールから出てきた時とおんなじだった。三つ子の魂百までも……昔の人の言うことは事実だわ。
そして昨夜。
オットと2人、コンビニケーキでコウの生誕祭をした。2回目以降は祝う人が多いが、生まれた日もお祝いしてあげたい。いや、楽しんでるのはネェネだけだけども(笑)
では皆さま、今日も今日とて素敵な1日を!