おはようございます、土砂降りの雨の中、保育所(という名のハハの家)まで徒歩5分、かなりのご機嫌ワロリッシュな甲斐犬サンと、ねぇこんなに濡れて服着ている意味あんのかな〜な姉風飼い主 ネェネの真夏に鳥肌が立った話です。
始まり、はじまり。
昨夜、W杯もないし、やることないし、取り込んだ洗濯は畳んでないけどヤル気もないし、半ば半覚醒で寝室に入ったネェネ。
バッサバッサ、バッサバッサ。
真っ暗な寝室の片隅から、紙を擦るような大きな物音。
いやーッ、なにこれ、妖怪紙こすり❓なんだそりゃ、と1人心の中で突っ込みながら、ふと思う。
こんな音聞いたことないわよッ❗️……うんにゃ、本当に聞いたことない❓自分の胸に、確かめる。
これ……もしや……。
バサっと遮光カーテンの長い裾を払うと、その向こう……窓、障子、カーテンと並んでいるその障子とカーテンの間に見慣れた黒い影。
その、黒い影から伸びるゴボウのシッポが、障子を擦る。
バッサバッサ、バッサバッサ。
いやー、肝を冷やしたとはこのこと。あー怖かった。
写メは休日に、マズルコントロールで躾中の甲斐犬サン。足の突っ張り具合が…… これにそっくり。 怖い話の後は、ホッコリネタで♬